エルニーニョ現象とラニーニャの影響?今年の夏は猛暑・熱帯夜か

2016夏は、エルニーニョとラニーニャ現象の影響で異常な暑さ「猛暑」になりそうです。連日の熱帯夜の可能性もあり、体調管理に要注意です。そのためにも「猛暑」の原因を調べてみました。

まず、地球規模で今年の気象を考えます。NASAの気象学者ギャミン・シュミット博士は、今年の4月の観測結果からすると99%の確率で2016年は観測史上最高の暑さになるとツイートしています。

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どういうことか言うと、4月の気温が例年より高いという地域が(世界気温偏差という)が地図で見る限り、かなりの割合を占めているとのことです。

下図の赤いところ ↓ ↓ ↓ (気象庁H.P.より引用)
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NASAは、2016年4月の世界平均気温が4月として、観測史上最高を記録したと発表しました。原因の主たるものは、地球規模の温暖化が進んでいるとのことです。今年は、さらに「エルニーニョ現象」が加わるということで異常気象が予想されます。

「エルニーニョ現象とは」
エルニーニョというのは、スペイン語で「神の子」という意味です。
南米ペルー沖では、クリスマス頃からイワシなどが不漁になることからきています。クリスマスを神の子イエスとかけてこうよんだことからイワシなどが不漁になることをエルニーニョ現象と呼び、いつしか”この時の気候”をそう呼ぶようになったようです。

”このときの気候”とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて(西から東へ)海面水温が平年より高い状態が1年以上続く現象のことをいいます。

しかし、この現象って日本から見れば地球の裏側で起こっている?ことですよね。

ところが実際には、アジアで色々な影響が出ています。カンボジアでは、5月に50年に一度の干ばつ被害。インドでは、5月に最高気温51度を記録して亡くなった方は440人以上。ジンバブエでは、2月に干ばつで人工の26%が食糧不足と、広範囲に影響を与えています。

これは、”太平洋の東側にあたる南米沖で海面水温が高くなる”と、”太平洋の西側にあたる地域で海面水温が低くなる”ためです。
その影響で、太平洋の西側にあたる地域では干ばつになる地域と大雨になる地域が東西方向に交互に現れるようになります。それが連鎖して、異常高温などの異常気象になります。

では、日本への影響はどうなるのでしょうか?

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実は、”エルニーニョ現象の年は夏は冷夏”になります!太平洋西側の海面水温が低くなるため、積乱雲の発達が不活発になり、太平洋高気圧が弱まってくるため晴れる日が少なくなります。

「エルニーニョ➡ラニーニャ現象へ移行」

ところが、今年の夏はエルニーニョではなくラニーニャ(スペイン語で女の子の意味、イエス=男の子の反対の意味)現象に移行します。エルニーニョと同じ海域で、海面水温が平年より低い状態のことをいいます。(エルニーニョは、海面水温が平年より高い状態でしたね。)エルニーニョは今年2016年は5月に終わったといわれます。

これから夏には、ラニーニャ現象へ移行するということです。
6年前の2010年にラニーニャ現象は起こりました。2010年の6~8月は1.64度上昇し、113年間の観測史上最高でした。年末の清水寺での「今年の漢字」では「暑」という漢字が選ばれたくらいです。2010年の時より、NASAも発表している様に今年は地球温暖化が加わり、史上最高の暑さを更新する可能性も有ります。

エルニーニョからラニーニャへ移行する年は、台風が発生しにくいそうです。たしかに今年は、6月中旬まで台風が一つも発生していない異常な年です。しかし、秋以降は例年通り台風が発生します。さらにラニーニャの年は積乱雲が発生しやすいので大雨に注意です。また、冬は厳しい寒さが予想されるとのことです。

2010年夏ラニーニャの次の冬は、ドカ雪でした。2016年は気象の変動が例年以上に、激しそうなので注意が必要ですね。

「まとめ」----------------
・2016年夏の猛暑の理由
地球規模の温暖化(今年4月が、同月の観測史上最高の高温)エルニーニョ現象(冷夏)が5月で終わり、夏に向かってラニーニャ現象(猛暑)が起こる。

・エルニーニョ現象とラニーニャ現象の違い
太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より高い状態が1年以上続くとエルニーニョ、その反対がラニーニャである。

・2016年秋・冬はどうなるの?
秋の台風は例年通りだが、ラニーニャの時は積乱雲が出来やすいので大雨に注意!冬の寒さは厳しい!

2016.07.29
追加記事ーーーーーーーーー
気象庁の発表(7月11日)によると、現在エルニーニョもラニーニャ現象もどちらも起こっていない状態で、夏の間にラニーニャ現象が起こる可能性も低くなり、秋以降にラニーニャ現象が発生する可能性が高まったとのことです。猛暑の原因のひとつであるラニーニャ現象がとりあえず回避できそうです。

油断は出来ませんが、とりあえずひと安心?でしょうか。

体調管理の貴重な情報ですので、また何かわかればアップしますね!

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