帯状疱疹と湿疹の違いと見分け方は?痒みと痛みだけじゃない

夏も近づいてくると、帯状疱疹の症状が出てくる方が増えてきます。気候による夏バテなど免疫力低下が原因になることが多いのですが、初期の段階では普通の湿疹とよく勘違いして放置してしまいがちです。

通常の湿疹と何が違うのか、見分け方は?そもそも帯状疱疹って何?わかっているようで、わかっていない帯状疱疹についてまとめてみました。

帯状疱疹って、そもそもどんな病気?



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帯状疱疹とは、カラダに赤い斑点のようなブツブツが帯状にできる病気のことです。季節の変わり目など体調を崩しやすいときに発症することが多いです。
カラダに赤い斑点が出来るので、湿疹かなにかの皮膚の病気と思いがちですが、実は神経の病気なのです。湿疹は痒くてたまらないのですが、帯状疱疹は神経の病気なので、かゆみではなくて痛いのです。

神経の病気って何?と思いますが、実は子供の頃によくかかる「水ぼうそう」のウィルスが原因になります。ウイルスが原因なので、湿疹みたいなぶつぶつの斑点に塗り薬を塗っても効果は有りません。昔かかった水ぼうそうのウィルスは、水ぼうそうが治ったあともカラダの中にいて、カラダの状態次第でウィルスが再び暴れだすのです!

カラダの状態次第というのは、カラダの免疫力が落ちているときです。季節の変わり目で気候の変化が激しいときの身体的ストレスや、精神的ストレスで体調が悪いときなどが要注意です。
最近は帯状疱疹にかかる人が増加傾向にあり、日本人の6,7人に一人はかかるというデータも出ています。

日本人のストレスが増加してきているともいえますね。早めに診断をして、的確な処置を取らないと痛みの後遺症が残る時もありますので、軽くみたらダメです。

帯状疱疹の症状は?

帯状疱疹の原因は水ぼうそうのウイルスですが、同じウィルスなのに初めて感染したときは水ぼうそうになり、次からは帯状疱疹として症状が現れます。最初と次では原因が同じでも全く違う病気になるということです。

帯状疱疹の症状として強い痛みがあげられます。湿疹と決定的に違うのはそこですね。湿疹は痒くてたまらないのですが、帯状疱疹は痛くてたまらないって、感じです。軽い帯状疱疹の場合は痒みも感じますが、基本的には痛いと思って良いです。

過去に水ぼうそうにかかった人に帯状疱疹が発症する可能性がありますので、注意が必要です。過去にかかったことが無いという人も、不顕性感染といって自覚症状が無いだけのこともあります。その割合は20〜30%もあり、かかっていないつもりでも帯状疱疹になる可能性はあります。

仮にかかっていなくても、帯状疱疹の人からウィルスが感染すると水ぼうそうになる可能性も有るといことです。

主な発症部位は下記のとおりです。

・頭部~顔面 17.6%
・頸部~上肢 14.5%
・上肢~胸背部 31.2%
・腹背部 19.6%
・腰臀~下肢 17.1%

帯状疱疹の見分け方・対策



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発症部位の割合は上のとおりですが、帯状疱疹の特徴として、
体の“片側だけ”に症状が出る」というところです。

初期の段階では、虫刺されか湿疹か何かわかりにくいのですが、斑点が片側に集中していたら帯状疱疹の可能性が高いです。
経過は、体の左右どちらか一方に痛みが起こり、しばらくするとその部分が赤くなってきます。やがて小さく透明な水ぶくれのような状態になります。

2〜3週間で黒褐色のかさぶたになりますが、その間、神経に沿って強烈な痛みが出ます。
皮膚の状態は軽快していきますが、その後も痛みだけ残る場合があるので、注意が必要です。

皮膚の状態が治まっても痛みが残るものを「帯状疱疹後神経痛」とよび、痛みだけが慢性化することが有ります。
いつまでも痛みがおさまらないので、要注意ですね。

50歳以降に、帯状疱疹にかかると、神経痛が残る可能性が高くなります。その年代の方は、初期の段階で病院で適切な処置をとらないと、あとで神経痛に悩まされる可能性があります。かかったなと思ったら、早めに専門医に診てもらってください。神経の病気と言っても、一般的な病気ですので、ご近所のかかりつけの先生で良いです。

最近、50歳以上に限って「水ぼうそう」のワクチンを、帯状疱疹の予防のために接種できることが出来るようになりました(保険適用外)。水ぼうそうにかかった記憶のない人は、摂取しておくと後の神経痛も約70%抑えられると言われています。

まとめ

水ぼうそうにかかったことのある人は当然多いはずで、誰しもが帯状疱疹が発症する可能性があります。引き金は、ストレスによる免疫力低下が一番の要因になりますので、日常からストレスには注意が必要です。

ストレスは、帯状疱疹に限らず良くないですけどね・・・

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