
パタゴニア・ノースフェイス・マムートなどアウトドアの一流ブランドの
ダウンジャケットを自宅で洗濯出来ないかと思い挑戦してみました。
今回はパタゴニアのダウンジャケットに挑戦です!
使用する洗濯洗剤はミヨシ石鹸という洗剤です。
ダウン素材の衣料は、ダウンジャケット、ベスト、寝袋などありますが、
クリーニングに出すと高くつきますよね。
上記のブランドなら数千円かかります。
ダウン素材のものを全てクリーニングに出していたら・・・
それも毎年シーズンオフに出すとなると出費が大変です。
ダウンジャケットの洗濯マークをみると、洗濯機マーク、手洗いマークが、書いてあります。
バツされていないので、自分で手洗い可能ですね!
お湯の温度もチェック済み(30℃)です。
ダウンジャケットの自宅洗濯にチャレンジ!
自分で洗濯する人用に、ダウン素材専用洗剤はいくつか販売されています。
nikmaxロフトダウンウォッシユなどが代表的です。
しかし、結構値段が高いですね。
購入するのも登山専門店に出かけるか、ネットでの購入になりそうです。
もっと値段が安くて手軽に入手できないものか?
色々調べると、専用洗剤でなくても、
近所のドラッグストアーで売っている洗剤で代用できることがわかりました。
ダウン素材専用の洗剤の代用品は、ミヨシ石鹸という液体石鹸です。
なぜ、ダウンジャケットにミヨシ石けんなのか?
理由は簡単です。ミヨシ石鹸は、
ダウン素材専用洗剤と成分が一緒だからです。
両者とも洗剤成分は、 純石けん分(脂肪酸カリウム)というものです。
濃度が違うだけですね。
専用洗剤は17%、ミヨシ石けんは30%。、
水で約半分に薄めて使えばほぼ同じで、これなら問題ないようです。
通常の洗剤は界面活性剤が合成ですが、
純せっけん分というのは、界面活性剤が合成でなく天然です。
なぜ、それがダウンジャケットに好都合なのかというと、
アウトドア用の素材は、撥水加工や防水透湿素材になっていることが多く、
それには、
天然の界面活性剤が含まれる、純せっけん分(脂肪酸カリウム)が理想的だからです。
ミヨシ石けんはドラッグストアーで普通に売っています。
値段も先ほどの専用洗剤と比べて格安です。
ミヨシ石けんの「無添加 衣類の石けん」で800mlで4~500円(濃度30%)くらいで、
Nikmaxロフトダウンウォッシユは300mlで1,300円(濃度17%)くらいです。
ミヨシ石けんの方が濃度が倍近いので、換算すると
Nikmax 300ml 1300円
ミヨシ石鹸 300ml 70~90円
圧倒的に安いですね!!!
ダウンジャケット洗濯体験談です
春先のまだ寒い時期とか、天気の悪い日は乾燥しにくいので、
できるだけ夏~秋の日差しの良い暖かい日を選びます(連日晴れが理想)。
実際の洗濯は、専用洗剤のnikmaxの説明を参考にして行いました。
バケツにお湯(30℃)を約15リットル用意します。
バケツの裏に容量は書いてあります(見にくいですけど・・・)
専用洗剤では、
お湯約15-20リットルに一着当たり洗剤100mlになっていますので、
みよし洗剤では約半分の50mlいれます。
お湯の温度は、洗濯マークの温度にあわせます。
洗剤を良くかきまぜて(あまり泡立ちません)から、
ジャケットをゆっくり浸けていきます。
軽く数回、押し洗いします。
汚れのひどいところは、
洗剤液(みよし石鹸の半分薄めたもの)を直接つけると良いみたいですが、今回は特になかったので全体洗いのみです。
その後は、
約15分つけ置きします。
そのあと流水で洗剤分をよくすすぎ脱水します。
洗濯機でソフト脱水というのを選んで脱水しました。
念のため、ネットに入れて脱水します。
普通の脱水より低回転で、ゆっくり時間(約12分)をかけて行うので安心ですね。
洗濯機メーカーによって呼び方が違うかもしれません(今回のはサンヨー洗濯機です)
脱水して洗濯機から取り出すと、後は干すだけです。
ハンガーにかけて干すとダウンが片寄りそうなので、
平干し(勿論、陰干し)にしてみました。
天気が良かったので2日でじゅうぶん乾きました。
取り入れた後、
乾いたジャケットを軽く叩いてダウンの偏りを修正して出来上がりです。
片寄ったダウンを散らすのに少し手間取りましたが、ゆっくり丁寧にやれば問題なかったです。
撥水処理をしたらより良いのですが、雨カッパではないので、今回はこれにて終了です。
洗剤代は、約30円(ミヨシ石けん50ml当たり計算)。
安く済みました!
洗濯前
ファスナーから襟元が黒ずんでいました↓↓↓。
フードの周辺もぐるりと黒ずんでいます(写真はちょっとわかりにくいかも)
洗濯後
見事にキレイになりました!
次は、ゴアテックスに挑戦です!