
今年も11月になるとズワイガニ漁が解禁されます。
その日本海のズワイガニの中でも、最高級ブランドといわれる「間人ガニ」は美味であるのと値段が高いので有名です。
その中でも手ごろなお値段で間人ガニを満喫できる宿、
間人ガニで有名な「昭恋館よ志のや」がプロデュースしている「丹後温泉はしうど荘」に今年の2月に行ってきました。
予約から実際に宿泊したレポートです。
間人ガニの宿「はしうど荘」が安かった理由
前から憧れであった間人ガニを食べてみたくなったので宿を取ることにしました。
間人蟹の旬は2月と聞いたので、その時期をねらって宿を探します。
ただ、料金が大変高いので少しでも安く泊まれるところを探してみましたが、やはり値段は高いところばかりです。
あきらめずにネット等で探していると他より安い宿が有りました。
しかし、安かろう悪かろうでは意味が有りません。早速、電話をかけてみました。
値段がお手頃な理由を尋ねると、他の宿より量が少なくなるということです。
カニは間人ガニであり質は一切落ちません(もちろん緑のタグ付き)とのこと。
量が約3分の2になって、お値段も約3分の2。
通常が多すぎるのであって、この量でも十分ですよとの事です。なるほど。
日程も希望日が空いていたので、迷わず予約しました。
宿の名前は「丹後温泉はしうど莊」です。
宿と、その周辺の観光
間人まで車で約3時間で行けるので、昼頃にゆっくり出発しました。
例年ならこの時期は、積雪のためスタッドレスタイヤが必須なのですが(当然、タイヤは交換済み)、
今年の暖冬は此の地も影響受けており雪は全く有りませんでした。
雪が無くスムーズに走れたため、予想以上に早く宿に到着しました。
しかし、冬タイヤもはいていたので、雪の中を走って旬の間人蟹を食べに来たぞ!って気分も味わいたかったですね。
宿では、食事まで時間が余ったので海岸を散歩してきました。
「名勝 立岩」は宿のすぐ裏なので、歩いて散策に行けます(徒歩10分位)。
立岩を近くで見ると、波の音・風の音が加わって迫力が増します。
行かれる方は、ぜひ、間近で見ることをおすすめします。
丹後温泉と、いよいよ間人ガニの夕食です
宿の部屋は海側だったのですが、外の展望は木立が邪魔して海岸が全望出来ませんでした。
ちょうど木立に立岩が隠れてしまい残念ながら見られませんでした。
しかし、大浴場(男子)からは邪魔するものが何もなく立岩がきれいに見えました。
すばらしい景色だったのでついつい長湯してしまいました。
泉質も良く、海風も気持ち良く大変気に入りました。
お風呂の後は、いよいよお待ちかねの夕食です。
一階の座敷に行くと、蟹の匂いがぷんぷんしています。
運ばれてきた蟹の脚には、緑色のタグがついています。
そのタグには、「たいざガニ 協進丸」と漁船の名前が書いてありました。
間違いなく間人ガニです!
ちなみに緑のタグ付きというのは、ずわい蟹の水揚げ漁港によって蟹につけるタグを色分けしているそうで、
ここ間人で水揚げされた蟹には、緑色のタグが付いています。
おまちかねのカニですが、うわさ通り味に偽りなしです。
刺身、焼きがに、かにすき、かにみそ、甲羅酒、かに雑炊等どれも絶品です。
量も充分でした。
約3分の2ということで量が心配でしたが、大人男性でもお腹いっぱいになりました。
また、地酒も豊富でおいしくいただけました。
また来たいですね。
安くついた、といえそれでも値段が高いので、
今度はいつ来られるのかな?って感じですが・・・。